Co-EAMS
Co-EAMS
低コスト構成のアンテナ近傍界計測システム
構成使用技術は従来の電気的手法と方形導波管プローブ(OEWG)を使用。VNAによらず(VNA不要で)独自の信号処理技術によってVNA代替システムを準備します。
周波数対応は~110GHzまでの任意(ご要望)の周波数帯にセットアップします。お客様の目的に応じて最適な構成を検討しますので、まずはお気軽にご相談ください。
※50GHz(V帯)以上で特にコストメリットがありますが、50GHz以下も対応できます。
VSPSはVNA代替の機能があります。
既設の電波暗室内への設置や、小型の電波暗箱に対応することができます。
近傍界計測に、大型のプローブ走査機器は不要です。
例えば、左図は直動ステージと回転ステージを組み合わせた、円筒走査系です。測定環境をコンパクトにすることができます。
また、下図のように、ロボットアームへの実装も可能です。
ロボットアームの場合、平面、円筒走査に加え、球面走査も可能です。
被測定アンテナによって、適した走査系をご提案します。
本製品の特長
・周波数対応:1GHz ~ 110GHz
・低コストを実現する3要素
1)周波数帯を選択式(アップ・ダウンコンバーターの段替えで周波数拡張・変更も可能)
2)独自のベクトル信号処理システム(VSPS:Vector Signal Processing System)で構成するため、市販のVNA(Vector Network Analyzer)が不要
3)VNA代替システム、ミリ波モジュール(アップ・ダウンコン)から、計測システムまで全て当社で準備
・OEWGのプローブ補正を含めたNear-Far変換S/W(パターン・利得)
左図は28GHzゲインホーンアンテナを、回転ステージと直動ステージの組み合わせによる円筒走査系で測定した近傍界計測結果です。
以下は、近傍界測定データをNear-Far変換ソフトにて遠方界変換した結果になります。
(※Near-Far変換ソフトは7G aa株式会社様の技術を採用しています)
受信プローブの方形導波管プローブ(OEWG)をEOセンサプローブに変更することができます。Tx側が電気による逓倍、Rx側が光システムの、光電ハイブリッド構成となります。
EOセンサプローブにすることによるメリット
・従来、OEWGは共振影響をさけるため、アンテナ開口から5λ~10λ程度プローブを遠ざける必要がありますが、EOセンサはアンテナ近傍で計測が可能なため、計測環境がよりコンパクトになります。また、アンテナ極近傍での振幅、位相分布の計測も可能になります。
6-PAMSのページ(リンク有)をご参照ください。